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2007/10/07
KRYSTAL MEYERS / DYING FOR A HEART

KRYSTAL MEYERS / DYING FOR A HEART

 あれ、あの人あんなステキな人だったっけ? 同窓会なんかで久しぶりに旧友に会うと、昔抱いていたイメージとのギャップに目を見張ることがある。音楽CDでも、それと似たようなことがある。買ったばかりの頃はイマイチに感じていたが、しばらく経って聴いてみると、予想外に素晴らしくてビックリする。耳が腐ってたんじゃないかと思う。よくあることではないけど、たまにある。

 Krystal Meyersの2ndアルバムは、そんな風に評価を改めた作品のひとつだ。

 なぜこんな思い違いをしてしまったのか。原因はいくつか考えられる。ひとつは、前作がデビュー・アルバムとは信じ難いほどの高いレベルにあったこと。そのせいで、次作に対する期待が過剰に跳ね上がってしまった。並の佳作では許されないという雰囲気。ふたつ目に、楽曲に少しではあるが変則的な展開が見られたこと。美味しいメロディを活かして素直に盛り上がっていく前作に比べて、とっつき難い印象を持たれやすかった。意気込んで突っ込んで行ったら、奇策で肩透かしを食らったような。

 かくして、その素晴らしさを理解するのに時間がかかってしまった。現金なもので、今では、当初のガッカリ感はどこへやら、喜んで愛聴している。Ian Eskelinが関わっている作品には、ハズレがないねぇ。

2006/05/21
KRISTY STARLING / S.T.

KRISTY STARLING / S.T.

 CCMレーベルのWordからデビューした女性シンガー、Kristy Starlingの1stアルバム。'03年発表。

  とにかく素晴らしい歌唱力を持ったシンガーで、タイプとしてはLeAnn Rimesに近い。 透き通った素直な歌声なのだが、低音には芯があって力強く、高音域まで迫力を伴いつつキレイに伸びる。思わず聴き惚れる素晴らしさ。

 音楽性は、歌唱力を存分に活かしたバラードを並べたポップス。CCMらしく、美しいサウンドとメロディを持った曲が多い。声質からして、 幅広く歌いこなせそうなので、ロックを歌っても様になって面白いんじゃないかと思う。カヴァー曲が多いのがちょっと残念。

 ストリングスが絡んで盛り上がる温か味のあるバラード"Water"、切ないヴォーカル・メロディが絶品な"As long as we're here"、穏やかな歌い出しから徐々に凄みを増して盛り上がってゆく"Broken"、 ほのかなR&Bテイストがクールなポップス"There will come a day"、繊細で美しい"Something more(I need to praise you)"、リズミカルで前向きなメロディが心地良い"All for you"、 壮大なメロディを見事に歌い上げている"To where you are"、LeAnn RimesやTrisha Yearwoodを食う勢いの歌いっぷりが素晴らしい"I need you"などが特に好き。

 とにかく、歌唱力と歌いっぷりが半端じゃない。LeAnn Rimesとバラードが好きなら是非にオススメの好盤。