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2008/03/29
FIREFLIGHT / UNBREAKABLE

FIREFLIGHT / UNBREAKABLE

 アメリカのフロリダ州出身の女性ヴォーカル・ロック・バンド、FIREFLIGHTの2ndアルバム。

 音の雰囲気としては、SKILLETあたりに近いかな。女性ヴォーカルのロック・バンドということで、EVANESCENCEなんかを引き合いに出す人もいるかもしれない。要するに、メタルからの影響を強く感じる、そんな音。ただ、重さや押し迫ってくるような息苦しい感じはしなくて、なぜか耳に優しくて聴きやすい。しかも、どの曲も印象的なメロディで、演奏はもちろん楽曲も素晴らしい。

 また似たような音を出す亜流バンドが出てきた、なんて、ろくに音も聴かずに辟易する人もいるかも知れない。もちろん、偉大な先人の手法を踏襲しているところもあるのだけれど、それだけではないプラスアルファの魅力を持っている。それが何なのかは、うまく説明できないのだけど。とにかく聴いてみて、としかいいようがない。凄いから。カッコいいから。

 EVANESCENCEのような世界的大ヒットも夢じゃない、素晴らしいアルバム。

2006/09/23
FAIR WARNING / BROTHER'S KEEPER

FAIR WARNING / BROTHER'S KEEPER

 至福の喜びが得られるメロディック・ハードを聴かせてくれるバンド、FAIR WARNINGの再結成アルバム。通算5作目。

 重厚でメタリックな曲が多いな、というのが第一印象。今までにもこういったタイプの曲はあったのだが、極上バラードや爽快ハード・ポップを挟む形でそのカッコ良さや魅力をお互いに引き立て合っていて、より素晴らしいものに感じさせていたのが、バラードの必殺度が落ちて偏重も激しいためか、イマイチ物足りなく感じてしまう。

 キレイに伸びつつもパワフルなTommyの歌声は相変わらず素晴らしいし、音もらしさを失っていないのだが、どこかが違う。曲もカッコ良いし、相変わらず良い曲も多いのだが、そこからさらに突き抜けてくる感動に乏しいというか。贅沢を求めすぎているのかもしれないが、これまでに残してきたアルバムのレベルを考えると、どうしても要求は跳ね上がってしまう。

 哀愁の疾走メロディがらしくてカッコ良い"Don't keep me waiting"、ライヴ映えしそうなドラマティック・ナンバー"Tell me lies"、爽やかに仕上げたバラード"Wasted time"、勇壮でカッコ良い"Generation jedi"、面白いリズムのイントロからキャッチーなサビに盛り上がってゆく"The way"、美しいメロディが感動的なバラード"All of my love"、歯切れ良くポジティヴな"All I wanna do"、えらくキャッチーでカッコ良い"Push me on"などが特に好き。

 再結成作が出ると知った時は、新作が聴けるだけでもありがたく思わないとと感じたものだが、やはりそれだけでは済まされなかったね。それだけ、特別なバンドってことなんだろう。色々と厳しいことも書いたけど、"Once bitten twice shy"や"The cry"、"Rainbow eyes"などは、ライヴで聴いたらまた認識が変わるかもしれないとは感じたので、今はただライヴを楽しみに待ちたい。