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- 2008/03/30
CRAZY LIXX / LOUD MINORITY -

スウェーデン出身のハード・ロック・バンド、CRAZY LIXXのデビュー・アルバム。
80年代のキャッチーなハード・ロックをかなり意識したサウンド。嫌でも、古くはBON JOVIやSKID ROW、最近ではWIG WAMなどと、ことあるごとに比較されるんだろうなぁ。この音で行くと決めた以上、覚悟はしているのだろうけど。
肝心の内容だが、これが実に素晴らしい。ゾクゾクするくらい印象的なギター、思わず燃えてしまうような痺れる展開、と絵になるようなカッコよさ。ヴォーカルがヘタウマ系なのが玉に瑕かも、くらいしか気になる点がない。それも、コーラスを多用してうまく被せて、フォローしてるし。
シーンに新風を吹き込む、面白い存在になれるかも。今後の活躍が楽しみなバンド。
- 2006/11/20
CORRINNE MAY / SAFE IN A CRAZY WORLD -

シンガポール出身で、現在はL.A.を拠点に活動している女性シンガー・ソング・ライター、Corrinne Mayの2ndアルバム。ピアノ弾き語りに近いシンプルなサウンドだが、透き通るような美しい歌声とピアノの音色を活かしたポップなメロディが素晴らしく、罠と分かっていても避けられないような、思わず吸い込まれる魅力がある。
曲ももちろん良いのだが、それ以上に、とにかく歌声が素晴らしい。優しくて安らかで、和やかで、それでいて勇気付けられるようで。歌唱力をひけらかさずに、終始落ち着いたトーンで、じっくりとその歌に浸らせてくれる。起伏が激しいわけでもなく、ドラマ性に富んでいるわけでもないのに、これほど心に響く歌を聴かせてくれるシンガーは、他に思い浮かばない。
Vanessa Carltonを思い起こさせる素敵なピアノ・ポップス"Little superhero girl"、優しいメロディに癒されるような"Save me"、神々しい美声を響かせる"Free"、そっと見守るような愛おしさを感じさせる"Everything in its time"、優しく包み込むような温かいメロディが素晴らしい"Safe in a crazy world"、勇気付けられるようなポップ・ソング"Angel in disguise"、心安らぐ"The birthday song"、落ち着いた中にも力強さを感じさせる"Every beat of my heart"などが特に好き。
穏やかで緩やかなバラード曲主体のため、似通った曲がどうしても多くなってしまうという点もあるのだが、それでも中だるみなく素晴らしい歌を聴かせてくれる。何の変哲もない。コーラのような爽快感はない。しかし、渇いた喉に沁み込む水のような、有り難味のある音楽。ピアノが活躍する優しいポップスが好きならば、何が何でも聴いておきたい名盤。
- 2006/07/21
THE CLASSIC CRIME / ALBATROSS -

これまたTOOTH & NAILから登場した新バンド、THE CLASSIC CRIMEのデビュー・アルバム。
ボトムの締まった、ハードでソリッドなモダン・ロックをカッコ良く聴かせてくれるバンド。音もカッコ良いんだけど、男気のあるソウルフルな歌声で熱く歌い上げるヴォーカルも絶品で、その上メロディも格別に素晴らしいので、相乗効果で反則的に素晴らく仕上がっている。デビュー・アルバムとは信じ難い完成度。惚れ惚れするくらいカッコ良い。
エネルギッシュな痛快ロック・ソング"The fight"、ダイナミックに展開する切ないバラード"Who needs air"、面白いリズムの歌い出しから力強いサビへと盛り上がってゆく"The coldest heart"、徹頭徹尾超キャッチーな名曲"All the memories"、切なくエモーショナルな極上チューン"Say the word"、緩やかにキャッチーなサビに向けて加速していく"I know the feeling"、雄々しく猛々しいメロディがカッコ良すぎる"The bitter uprising"、優しく温もりのある希望的なメロディが素晴らしいバラード"Headlights"などが特に好き。
名曲満載。ズバ抜けた完成度を誇る超傑作。