FAIR WARNING / BROTHER'S KEEPER
- 2006/09/23
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至福の喜びが得られるメロディック・ハードを聴かせてくれるバンド、FAIR WARNINGの再結成アルバム。通算5作目。
重厚でメタリックな曲が多いな、というのが第一印象。今までにもこういったタイプの曲はあったのだが、極上バラードや爽快ハード・ポップを挟む形でそのカッコ良さや魅力をお互いに引き立て合っていて、より素晴らしいものに感じさせていたのが、バラードの必殺度が落ちて偏重も激しいためか、イマイチ物足りなく感じてしまう。
キレイに伸びつつもパワフルなTommyの歌声は相変わらず素晴らしいし、音もらしさを失っていないのだが、どこかが違う。曲もカッコ良いし、相変わらず良い曲も多いのだが、そこからさらに突き抜けてくる感動に乏しいというか。贅沢を求めすぎているのかもしれないが、これまでに残してきたアルバムのレベルを考えると、どうしても要求は跳ね上がってしまう。
哀愁の疾走メロディがらしくてカッコ良い"Don't keep me waiting"、ライヴ映えしそうなドラマティック・ナンバー"Tell me lies"、爽やかに仕上げたバラード"Wasted time"、勇壮でカッコ良い"Generation jedi"、面白いリズムのイントロからキャッチーなサビに盛り上がってゆく"The way"、美しいメロディが感動的なバラード"All of my love"、歯切れ良くポジティヴな"All I wanna do"、えらくキャッチーでカッコ良い"Push me on"などが特に好き。
再結成作が出ると知った時は、新作が聴けるだけでもありがたく思わないとと感じたものだが、やはりそれだけでは済まされなかったね。それだけ、特別なバンドってことなんだろう。色々と厳しいことも書いたけど、"Once bitten twice shy"や"The cry"、"Rainbow eyes"などは、ライヴで聴いたらまた認識が変わるかもしれないとは感じたので、今はただライヴを楽しみに待ちたい。
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