VERSUS THE WORLD / S.T.

2006/01/20

VERSUS THE WORLD / S.T.

 THE ATARISから脱退したベーシストMike Davenportと、ANTIFREEZEのドラマーが結成した新バンド、VERSUS THE WORLDのデビュー・アルバム。

 エモやアメリカン・ロック、ハード・ロックの要素を取り入れた、男気溢れるカッコ良いメロディック・ロック。キャッチーなメロディなのだけど硬派な音で、渋くしゃがれたヴォーカルも激しい曲調にぴったりで、痛快に盛り立てる。

 ハードなギターと疾走感がカッコ良い"Is there no end"、タメを効かせてキャッチーなサビにつながる"Don't let go"、爽快なメロディが素晴らしすぎる"Ghost in the bottle"、抑揚をつけた展開で聴かせる"Medellin"、ミッド・テンポで渋くカッコ良いメロディをじっくり聴かせる"Victim"、超キャッチーな爽快メロディの虜になる"Blasphemy and treason"アコギとストリングスでしんみり切ないメロディを聴かせる"Love every scar"、切なくもカッコ良く感動的なメロディが素晴らしい"Seconds to shine"、男気溢れる激情メロディック"If I died"などが特に強力。

 主要メンバーのキャリアを考えれば、ただの新バンドではないので良い作品に仕上がっても何ら不思議はないのだが、それにしてもこの出来は素晴らしすぎる。キャッチーなロックが好きなら、是が非でもチェックしておきたい傑作。

≪ PLACE VENDOME / S.T.(2006-01-12)
CLASSIC CASE / DRESS TO DEPRESS(2006-01-21) ≫