Intuition
- 2008/03/30
CRAZY LIXX / LOUD MINORITY -

スウェーデン出身のハード・ロック・バンド、CRAZY LIXXのデビュー・アルバム。
80年代のキャッチーなハード・ロックをかなり意識したサウンド。嫌でも、古くはBON JOVIやSKID ROW、最近ではWIG WAMなどと、ことあるごとに比較されるんだろうなぁ。この音で行くと決めた以上、覚悟はしているのだろうけど。
肝心の内容だが、これが実に素晴らしい。ゾクゾクするくらい印象的なギター、思わず燃えてしまうような痺れる展開、と絵になるようなカッコよさ。ヴォーカルがヘタウマ系なのが玉に瑕かも、くらいしか気になる点がない。それも、コーラスを多用してうまく被せて、フォローしてるし。
シーンに新風を吹き込む、面白い存在になれるかも。今後の活躍が楽しみなバンド。
- 2008/03/29
FIREFLIGHT / UNBREAKABLE -

アメリカのフロリダ州出身の女性ヴォーカル・ロック・バンド、FIREFLIGHTの2ndアルバム。
音の雰囲気としては、SKILLETあたりに近いかな。女性ヴォーカルのロック・バンドということで、EVANESCENCEなんかを引き合いに出す人もいるかもしれない。要するに、メタルからの影響を強く感じる、そんな音。ただ、重さや押し迫ってくるような息苦しい感じはしなくて、なぜか耳に優しくて聴きやすい。しかも、どの曲も印象的なメロディで、演奏はもちろん楽曲も素晴らしい。
また似たような音を出す亜流バンドが出てきた、なんて、ろくに音も聴かずに辟易する人もいるかも知れない。もちろん、偉大な先人の手法を踏襲しているところもあるのだけれど、それだけではないプラスアルファの魅力を持っている。それが何なのかは、うまく説明できないのだけど。とにかく聴いてみて、としかいいようがない。凄いから。カッコいいから。
EVANESCENCEのような世界的大ヒットも夢じゃない、素晴らしいアルバム。
- 2008/03/22
SIMPLE PLAN / S.T. -

カナダ出身のポップ・パンク・バンド、SIMPLE PLANの最新3rdアルバム。
デビュー当時から、ポップ・パンクの枠に収まらない器の大きさを感じさせたバンドだったが、この三作目にして、ついに金字塔を打ちたてた感がある。デビュー間もない若手や、将来デビューを目指すインディーズ・バンドにとって、ひとつの指標となることは間違いないでしょう。傑作です。
ポップ・パンク色がかなり後退しているので、丸くなったと悪口をいう人もいるかも知れないけど、楽曲のバラエティは富んでいて面白いし、何よりメロディそのものが実に素晴らしい。
特に目を見張るべきは、バラード曲の充実でしょう。デビュー当時のはっちゃけたお馬鹿っぽさはどこへやら。大人の渋い魅力にグッときます。1stを聴いた頃は、まさかこんな素敵なバラードを歌うようになるとは、夢にも思わなかったなぁ。
若手のみならず、今後のポップ・パンクやエモの作風にまで、影響を与えるかもしれない。そんな可能性さえも秘めた、素晴らしいアルバムだと思います。
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