嘘のような本当にあった会話
昨日のスキーの帰り。豊橋まで戻ってきたところで、さすがに燃料が心細くなったので、某エネ○ス系のスタンドに立ち寄って給油することにした。そこで交わされた、世にも不思議な会話の全貌を余すところなく掲載するので、お楽しみ頂きたい。
店員:「いらっしゃいませ!」
おれ:「レギュラー満タンでお願いします」
店員:「レギュラー満タンですね。お支払いは現金で?」
おれ:「カードでお願いします」
店員:「カードですね。了解しました。こちら中拭きになるので、ご利用ください」
ウエスを手渡すと、給油口に走り去る店員。おれの手の中には、手持ち無沙汰なカードが残されていた。これって一番最初に持って行くんじゃなかったっけ? それともおれの気のせいかな? 給油を開始すると、店員が戻ってきた。
店員:「灰皿などのゴミはないでしょうか?」
「ないですよ」と答えたところで、おれの手の中のカードに気付いたらしい。
店員:「あれ、カードお持ちでしたか。じゃあ、お支払いカードで行っときますか」
さっき、了解しましたっていったでしょうが…。自分ではにこやかな笑顔のつもりではあったけど、そうですね、といいながらカードを手渡した笑顔は引き攣っていたに違いない。それに、行っときますかってなんじゃそりゃ。カードをセットすると、また店員が戻ってきた。
店員:「窓はお拭きしてもよろしかったでしょうかね?」
さっきとは打って変わった、何とも馬鹿丁寧な聞き方だ。いつもなら、お願いします、といって拭いてもらうのだが、この日は生憎の雨模様。拭いてもらう意味がない。だから、このままでいいですよ、と断った。
店員:「へぇ!?」
何を驚いているのか、まったくもって意味が不明だ。あんた、この答えを期待してそんな聞き方をしたんじゃなかったのかよ? それとも、天気に関係なく、スタンドに入ったら窓を拭いてもらうほうが常識なのだろうか…?
この時点で、当然のことではあるが、すでに車内は笑いの渦と化していた。3人とも、食い入るようにかの店員の一挙手一投足に注目し、次はどんなボケをかましてくれるのか、固唾を呑んで見守った。
幸いというべきか、不幸というべきか。このあとは特に大きな事件もなく、岐路につくことができた。機会があれば、あの店員さんとは、もう一戦交えたい。土日の夕方時分に行けば、会えそうかな。