Mark Schultz / Come Alive
10 月/090
気がついたらいつの間にか発表されていた、
Mark Schultzの最新作。5枚目のオリジナル・アルバム。
相変わらず、素晴らしい歌声です。
美しく繊細でいて、弱々しさがなくて力強く伸びる声。
しかも、心に染み渡ってくるかのような味まであって。
こんな声で歌えたらなぁと、誰もが羨むであろうスーパー・ヴォイス。
こんな素晴らしい歌声で、
負けず劣らずの素晴らしいメロディを歌い上げるのだから、堪らない。
ピアノやオーケストラをふんだんに盛り込んで、
楽しげで軽快なサウンドにキャッチーな歌メロが絡む。
凄まじいまでの相乗効果で、楽曲の魅力は増すばかり。
3作目で才能が爆発した感じで、大傑作が3枚続いてますが、
楽曲のクオリティはこの5作目が一番充実しているように思うので、
まだまだ才能は尽きず、末永い活動で楽しませてくれそうな気がします。
ややバラードが多いアルバム構成なので、
欲をいえばもう少しノリの良いポップ・ロックを聴きたかったですね。
注文があるとすればそれくらいのもんです。ないものねだり。
Come Alive
Mark Schultz 
Last Day Before Holiday / Start Living Your Life
10 月/090
イタリア出身のメロディック・パンク・バンド、
Last Day Before Holidayのデビュー・アルバム。
いやー、凄い!
これは凄い新人が出てきました。
すでにイタリアNo.1といっても過言ではないのではないかと
思ってしまうほど、抜群のメロディ・センスを持ったバンドです。
Simple PlanやThe Atarisを初めて聴いたときの、
あの衝撃に匹敵するメロディだと感じています。
楽曲粒ぞろいのアルバムに対して、
よく全曲シングル・カットできそうという褒め言葉を使いますが、
本当にお世辞抜きに全曲シングル・カットできそうです。
こんなアルバム、なかなかないですよ。
印象的なイントロからガツッとスイッチ入れたと思ったら、
一気にサビまで持っていく勢い。
それもただ勢いがあるだけじゃなくて、
いちいち感心・感嘆させたりしながら、盛り上げていく過程に思わず唸る。
余韻に浸る暇もないほど、あっという間に演奏時間が過ぎ去っていきます。
真夏の夜の花火のような、鮮烈な印象を覚えるバンドです。
Start Living Your Life
ラスト・デイ・ビフォアー・ホリデイ 
Boys Like Girls / Love Drunk
9 月/090
うかつにも、とっくにBoys Like Girlsの新譜が発売されているということを、
すっかり失念してました。
日本盤は20日前後に発売されるものだという、
長年の経験からの思い込みによって…。
で今日、お昼を食べたら速攻で買いに行って、
それ以来繰り返し聴き込んでいるのですが、
やっぱり良いですね~、このバンド。
先行シングルからして、すでに尋常ではない期待を抱かせてくれましたが、
アルバムの出来も見事それに応えるものでした。
だいたい、デビューの時点でウルトラ・キャッチーな楽曲目白押しで、
こんな出し惜しみなく飛ばして今後大丈夫なのかと心配になるほどでしたが、
迸る才能はまだまだ枯れることを知らないようです。
音楽性はこれまで通り。
ポップ・パンクの要素を取り入れた、
ライトで親しみやすい、ウルトラ・キャッチーなポップ・ロック。
Bon Joviを想起させる80年代風ロック・ナンバーや、
しんみり切ないバラードなども素晴らしい。
アレンジの幅が広がって、面白味が出てきたように思います。
前作に引き続き、捨て曲が見当たらない!
2作連続でのこの楽曲の充実振りは、半端じゃないですね。
ちなみに、1曲でTaylor Swiftがゲスト参加、
先行シングルのビデオ・クリップにAshley Tisdaleが出演と、
これからの時代の波に乗ろうとしているかのような旬で豪華なバック・アップ。
コロンビア一押しのバンドとしてプッシュしているということなんでしょうね。
またライブ観たいな~。出来たら、今度は単独で。
サマソニで来日したばっかりだけれど、また来てくれないかしら。
名古屋は当然のごとく飛ばされそうで、怖いけど…。
おすすめ平均 
ブレイク寸前?
Ashley Tisdale / Guilty Pleasure
8 月/090
High School Musical出身でブレイクした女性シンガー、
Ashley Tisdaleの2ndアルバム。
ほんの数曲ではありますが、作曲にも関わってます。
これがもう実に素晴らしいアルバムで、
競馬の超本命馬のようにバカ売れしなきゃおかしい。
万が一こけたら、運がなかったと思って諦めるしかない。
それくらい突き抜けた完成度を誇る傑作です。
ジャケットから想起されるように、カッコ良いガールズ・ロックが基本。
そこに、上手くダンスやポップスの要素を絡めて、
遊び心を感じさせつつ爽快なロックを聴かせてくれます。
切ないバラード・ナンバーもこれまた良い。
序盤の凄まじいまでのパンチ力と比べると、
終盤がやや尻切れトンボな気がしないでもないですが、
それもメロディが弱いというよりは、
実験的な要素が濃いサウンド面が原因でしょう。
惜しい点ではありますが、致命的というほどでもない。
前作はまだ聴いてないのですが、
ダンス系の要素が濃い音らしいですね。
今後はこの路線での更なるパワー・アップを期待したいところです。
ギルティー・プレジャー
アシュレイ・ティスデイル
Eleventyseven / Adventures In Eville
7 月/090
美メロピコピコポップ・パンクの寵児、Eleventysevenの3rdアルバム。
解説によるとEvilleとはバンドによる造語で、EはEleventysevenのE。
つまり、「Eleventysevenの世界を大冒険」、といった意のタイトル。
あふれる自信からか、大胆なタイトルをぶち上げてきましたが、
内容がタイトル負けしていないのがまた凄い。
夢のようなきらめきが散りばめられた、
ロマンチックで楽しいメロディが次から次へと流れてきます。
ノリや楽しさを重視していながらも、
メロディをおろそかにしていない。
音が軽くなってしまうのは致し方ないですが、
様々な趣向を凝らして耳を引き付ける音作りも素晴らしい。
エフェクトや装飾の遊びも多いですが、
遊びすぎの印象を与えずにまとめるセンスも抜群です。
このアルバムを聴きながら、夜の高速をドライブしたいですねぇ。
アドベンチャーズ・イン・イービル
イレブンティセブン


