『イングロリアス・バスターズ』
12 月/090
タランティーノ最新作、『イングロリアス・バスターズ』を観てきました。
タランティーノ作品とは、正直あまり相性が良くないのですが、
今現在上映中の映画では、予告を見る限り一番面白そうかな、と。
予告編集のプロは時に詐欺まがいの神カットを連発するので、
鵜呑みにするのは危険なのだけど、それでもやっぱり面白そう。
で、どうだったかというと、あっという間の2時間半で、超面白かったです。
ほとんどフィクションなんでしょうが、観終わったら思わず、
自分の歴史の知識を疑ってしまいました。
あれ、俺が知っている歴史と違うな…。
ヒトラーや側近たちはどんな最期を迎えたんだっけ?
それはつまり、最後にはどうせこうなるんだろうな、
という陳腐な予想が痛快にぶっ飛ばされる、という意味です。
ブラピ率いるイングロリアス・バスターズの痛快大活躍劇かと思えば…。
予想していた観たかったものとはぜんぜん違う映画でしたけど、
緊張感を張り巡らしてものすごい力で引き込んでくる映画でした。
特に、クリストフ・ヴァルツがすごい。
まったく知らない俳優でしたけど、完全に主役を食ってしまってます。
予告ではユーモアや爽快感をプッシュしていますが、
残虐でグロテスクな行き過ぎと感じるシーンも多々あります。
しかも、それがことごとく予想をはずしたタイミングでくるので、効果が強烈。
ちょっと印象変わったかも。
タランティーノ作品、暇なときにでも観返してみようと思います。
『グッド・バッド・ウィアード』
9 月/090
ムチャクチャデイイノダ!
これでもかとムチャクチャを前面に押し出す予告編を見て、
期待が膨れ上がってしまったので、観に行ってきました。
ユナイテッドシネマのレイトショーは、1000円で観れるから素敵。
確かに、ムチャクチャでした。
満州が舞台なのにウエスタン、という設定からしてぶっ飛んでるし、
大きくスポットを浴びる3人も三者三様のキャラが立っていて面白いし、
宝の地図を巡って四者五者入り乱れる追走劇も目まぐるしい。
手を広げすぎたのか、
終盤いつの間にか3人しか残っていない状況になるのだけは、
ちょっと解せなかったですけど…。
韓流のアクションってことで、
大丈夫かなと不安な気持ちもあったのですが、
笑えるアクション大作に仕上がってて楽しめました。
パイレーツ・オブ・カリビアン、ウエスタン風味ってところでしょうか。
欲をいえば、これでさらに泣ければ、最高でしたね。
なかなか、そこまで望むのは贅沢ですけど。
『トランスポーター3 アンリミテッド』
8 月/090
ジェイソン・ステイサムのカッコ良さを全世界に知らしめた大ヒット・シリーズ、
『トランスポーター』の新作を観てきました。
このシリーズの持ち味である、ご都合主義、突っ込みどころ、
荒唐無稽なアクション・シーンは健在です。
それはないわ…と思いつつも、楽しめてしまうのが凄いところ。
細かいことは気にしない、このシリーズを観るときはそれに限ります。
物語のスケールはでかいのにパワー・アップしている感じがしないのと、
勢いにややかげりが見え始めているのが心配ですが、
とりあえずファンを失望させないレベルは維持してます。
ラブロマンスに、セリフの妙や緊張感がなく、
中だるみしてたのがちょっと残念でしたね。
そのシーンや会話、本当に必要なのかと
疑問を感じることが多かったです。
一番の見所であるアクション・シーンは期待通り。
特に、水没したクルマからの脱出劇はお見事。
フランクよ、お前は一体いつの間にイリュージョニストになったのだ!?
機転利きすぎにも程がある…。
他にも、小道具を使ってニヤニヤさせたり、
スカッと爽快な気分にさせてくれる見せ場もあります。
こういう映画を観た後には実にありがちなことですが、
帰りの車中でトランスポーターな気分でステアリングを握っている自分に気がついて、
いかんいかん、と気を引き締める。
このクルマはプレミアムなアウディじゃない、どこにでもある国産車だぞ、と。
それにしても、アウディは上手いことやりましたよね~。
昔はただ無骨なだけで、普通のドイツ車って感じだったのが、
いまや随一のプレミアム性を誇るトップ・ブランドのひとつですからね。
洗練されたクールなエクステリアが素敵すぎ。
もちろん、インテリアもハイ・センス。
外車の所有にはほとんど興味がないけど、アウディだけは別。
万が一所有できたとしても、これでスキーに行くのは、
もったいなくてちょっと無理だけど…。
『ショーシャンクの空に』
7 月/090
ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン主演の名作。
名作の誉れ高い本作ですが、恥ずかしながら、最近まで未見でした。
そのことを同僚に告白したら、もの凄い憐れみの視線を受けまして。
その同僚が所有していたDVDを貸してもらって、ようやく観ることができました。
この映画の凄いところは、
いかにもハリウッドが好きそうなド派手なサスペンスに
仕立て上げられそうなストーリーを、
あえて独白という形をとって淡々と語るところにあります。
主人公目線の体験ではなくて、もっとも身近な仲間が語る思い出。
トーンを変えずに淡々と語り、月日を重ね。
このままラストまで行くのかと油断していると、
思ってもみなかったところから変化球を繰り出してきます。
しかもそれだけに終わらず、
思わずひざを叩いてしまう痛快な仕返し劇から、
希望を抱くことの素晴らしさを教えてもくれます。
冤罪や不条理な刑務所生活とテーマは重いですが、
所々に救いとなる心が潤うシーンがあって、
観ているこちらまで救われるような美しさ、開放感が味わえます。
オール・タイム・ベストに相応しい、不朽の名作でしょう。
ショーシャンクの空に [DVD]
ティム・ロビンス, モーガン・フリーマン, ウィリアム・サドラー, ボブ・ガントン, フランク・ダラボン
『ライアー ライアー』
6 月/090
ジム・キャリー主演の抱腹絶倒泣き笑い感動コメディ。
久しぶりに観ましたが、やっぱりムチャクチャ面白い!
ウソだけで勝訴を勝ち取ってきたような弁護士が、
息子の願い事により、一日だけウソをつけなくなってしまう。
事前に準備した弁護作戦は、ウソだらけなので使えない。
ピンチに陥って、それをどうやって乗り切るかだけじゃなくて、
今までの自分を見つめなおして反省し、
さらに生まれ変わるところが素晴らしいです。
パパの愛を欲しながら、ウソに裏切られて傷つく息子。
母性本能をくすぐるいじらしいしぐさで可愛さ爆発してますが、
哀れ、ジム・キャリーが起こしたビッグ・バンの前にかすんでしまっています。
あっという間の2時間。
笑わされたと思ったら泣かされて、さらに感動させられて、
観終わったら幸せな気分でお腹一杯です。
ライアー ライアー/デラックス・エディション(ユニバーサル・セレクション2008年第11弾)【初回生産限定】 [DVD]
ジム・キャリー, モーラ・ティアニー, ジャスティン・クーパー, ケリー・エルウェス, トム・シャドヤック


